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2022年11月18日金曜日

初めまして、クソくらえ。

 皆様初めまして、現副部長です。大学入って2年目の人です。


いい加減このブログを更新しようと思います。前任者の方のブログ?日記?が好評だったので、正直更新したく無いですね。ちなみに前任者の方はいつぞやの台風に攫われてどこかへ行ってしまいました。ブログって時代遅れの道具で、だいたいアフィリエイトになってる。今の時代に全くあってないんですよね。そういう部分にはシンパシーを感じますけど。

で、このブログなんですが、放置するのも勿体ないし、更新しても誰も見ないし、どうするか考えました。とりあえず、活動を纏めて報告するスタイルにしたいと思います。来年度以降の新入生へのプロパガンダですね。新入生が読むとは思えないけど。

あとは撮影技法とか、編集技術とか、そういうのを記録しときたいです、たぶんしない。横浜駅が完成するのと同じぐらいの信用度です。

本当はうだつの上がらない大学生の日記にしたいんですけどね。無いんですよね、文才が。面白い映画の話とか、煙草と酒の話とか、してみたいんです。自分の健康が気になってできない。



2022年4月11日月曜日

書かなきゃ死ぬ

 東京の街は寒かった。それに山手線の車内に響くエンジン音は冷たい。山陰や北陸を走るキハのエンジン音には、母親が漕ぐ自転車に揺られているかのような温かみがあったのに。身を寄せていた知人の部屋の窓外の駅に、せこせこと動き回る人々の去来を認めて厭世的な気分になる。あれが満員電車というものか。

 お久ぶりです、映画研究会の柿原です。よろしくお願いします。新入生の方々、はじめまして。ここのところ、東京は北区赤羽の知り合いの家で、居候しながら小説を書いてました。炊事洗濯くらいは、ちゃんとしてましたよ。

加えて今後、この映画研究会のブログを更新するのは難しいと思うので、僕が書くブログはこれで最後になります。後輩で書きたい奴がいれば、引き継いでもらいたいのですが。誰かいないかな。「あ、あの映研ブログだったら読んでるよ!」みたいな声があまり聞こえてこない不毛なブログなんですけどね。

 

 大学に入ったんだから、せっかくだしサークルにでも入って、華やかなキャンパスライフを謳歌したいな、とか考えている新入生が、もしかしたらこのブログを読んでいるかもしれないと思って書いている。と、言ってもここ数年はずっと僕が書いているので、ほとんど書くことがない。気になる人は去年の春に書いたブログを読んでくれればいいとさえ思う。

 しかし、そんなこと言っていたら一年間何も進歩していない人間みたいじゃないか。だから、今年は今年のことについて書こう。それに、黒歴史を漁られるのも嫌なんだよな。

 

 「コロナ禍」になって久しい。金原ひとみが書いた「アンソーシャル ディスタンス」が第53回谷崎潤一郎賞を受賞したのが去年の夏。それから一年経った。そして今はウクライナにロシアが侵攻して、戦争になってる。これが21世紀か。ドラえもん、いないし

人新世の人類は退屈とは無縁な様でいて、僕たちの環世界には内在的な退屈が横臥している。僕らを退屈な時間から隔ててくれるのは、この汚い部屋の薄っぺらいドアなんかじゃない。それこそ、映画や小説みたいな芸術なんじゃないかな。ショーペンハウアーもそう言ってるし。

 まぁ、あと散々酔える量のウイスキーと拳銃があれば現世から解脱できるな。僕がもしウクライナで戦争してるロシア兵だったら、傍らにある拳銃とかで自殺するのかなとか考える。殉難は美談になるかもしれないけど、清潔なシーツと熱いシャワーがあるなら、イデオロギーの奴隷になるほうが楽だよな。ロシア兵と話したことないから知らんけど。

 話が逸れてしまった。新入生に向けて書きたかったのに、いつもみたいに独り語りをつらつら書き連ねてしまった。結局のところ僕が言いたいことってのはいつもと同じで、芸術は偉大だってこと。それと、何かに所属してる人間は楽だってこと。これは関係ないけど。

 

 なんだかんだ言ってるけど、僕みたいな粗忽者が新入生に言いたいことなんて、おこがましいから別に無いかな。大学生の4年間なんてあっという間だし、誰かに言われてその通りに過ごすなんてつまらないだろ。真面目に単位とって卒業したり、サークルの方が楽しかったり、大学辞めたり、旅したり、映画撮ったり、小説書いたり、なんでもすりゃいいや。人生においての重要な瞬間を捉えて決断すれば、あとは何してもいいんじゃないすか?そのときの決断を信じて生きればいい。ハイデガーがそう言ってた。まぁ、僕らは死ぬときが来るまで人生を楽しみましょう。

 

 最後に僕が、いつもこのブログを読んでくれている人達に言いたいことでも書こうかな。

 

 これまで飽きずに読んでくれてありがとうございました。先輩から受け継いで、数年。たまに気が向いたら書く、みたいな感じだったけど。これからも映画研究会を温かい目で見守ってあげてください。

 僕は生きるために書くしかないので、書くために生きるしかないので。また、長い旅の先で、どこかの街の喫茶店とかで会ったら。そのときは、一緒に遊びましょう。煙草臭かったら、ごめんなさい。

ありがとうございました。お疲れ様です。

 

 映画研究会としてブログを書くことはやめるんですけど、一応noteで気が向いたら文章書くので、暇だったら読んで下さい。以下URLです。

https://note.com/kaki_marumaru