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2019年8月17日土曜日

自分を曲げなけりゃそのうち良い事あると俺は信じてる、寝取られたのはてめぇの所為だろボケ


 何故か分からないが、田舎の夏の時間はゆったりと懶惰に存在している。去る813日くらいから鳥取駅周辺で、「しゃんしゃん祭り」なるものが開催されたらしいが、俺はそういう妙な謂れもない地域活性化を狙っただけの祭りには全くもって興味をそそられないので、そういった類のものは踊る阿呆に任せて、居酒屋のバイトの為に汽車に乗った。ご苦労な事に祭りでの集客を見越して、店長よりも上のポジションの人間が店に来ているらしく、客商売とは思えないほど鬱屈とした厨房には早々から面倒臭そうな雰囲気が漂っていて、そういった状況が苦手な俺はより一層憂鬱にならざるを得なかった。そんな訳で、初対面の居酒屋の仕事以上のことは出来なさそうな、良くて最終学歴専門学校卒だと思われる(凄い失礼だわ、謝れバカ)アホ面に「今すぐ髭剃って来い。」って言われて、「あ?嫌です。」って言ったら、「じゃあ今日は帰れ。」って返ってきて、それからずっと自宅待機している部長の柿原です。宜しくお願いします。
こんな暇になるならもうちょっと京都にいて、実家の窓から五山の送り火でも眺めてから鳥取に戻ればよかったな。そうじゃなくても、下賀茂神社の糺の森で毎年開催される納涼古本市にでも行って、黴臭い古書と戯れ、新しい出逢いを錯覚していた方が何倍もマシだったと思う。ていうかそっちの方が素晴らしいよね。

 独占欲というか、俺の中でそれは所有欲求だと思っているのだけれど、彼女が寝取られたからと言って怒ってくる男の気持ちが全く分からない。結婚して自分の扶養家族として生活している女性が、寝取られたというのなら分かるが、それとは全然違うと思う。
 人間っていうのは単純な物事を、起きた事象から複雑にするのが得意だ。というか、そうすることでストーリーに因って救われるのだと思う。女が寝取られるっていうのは、単純に周りの男より魅力的な奴がその女の前に現れたっていうだけのことだろ。その事実を受け入れられないなんて、負け犬以外のなにものでもない。目の前から去っていくものを追い求めても不格好で滑稽なだけで、自分の人間としての品格を下げるだけだと思う。夏の終わりに漂う一抹の寂寥は美しい。ただ、いつまでも夏を慕っていては、夏休みの終わりになって宿題が全部終わっていない子供みたいなものだ。
 すみません、ちょっと諸事情で腹立ってたんで。

 今週はめんどくさいことがいろいろあって、なんかブログ書くテンションでもなかったけど、毎週土曜日更新ってことにしちゃったので、まぁ今週はこんな感じです。ありがとうございました。このブログを読んでくれているインテリジェンス溢れる諸君は人の恋人なんて寝取らないようにしてください。それではまた。

2019年8月11日日曜日

夏の京都ヒモ男紀行、バター&マーガリン


 今年で21回目の京都の夏なのに、この蒸し暑さには全く慣れない。夏休みの序盤にしか帰省の目途が立たなかったので久しぶりに京都に戻った。日が長くなり、入道雲が眩しく感じるようになると、急に堀川北大路にある純喫茶翡翠のアイスコーヒーが恋しくなる。車の排気ガスも、排水溝の下水も、それが美しい故郷の匂い。犬矢来の前で打ち水してるおばさんや、叡山電鉄に乗ってきた若い浴衣姿を観て、地元に帰ったことを実感する。鴨川に並ぶカップルと懐かしいネオンを眺めながら、路上喫煙罰金地区になった五条通を歩けば、酒に酔った俺の隣にいる「左胸に桔梗のタトゥーがはいった女の子」にも煙たがられた。今のところ批判は受け付けてない。どうも、鳥取大学映画研究会部長の柿原です。宜しくお願いします。
 京都は条例で高い建造物が建てられていないが、大阪まで出向くと、都会の空の狭さを感じる。心斎橋のラブホテルで共に一泊した女が一回家に帰ってシャワーと化粧をしたいって言うから、その間大阪の街をプラプラして、ちょうど時間があったから「ドラゴンクエスト/ユアストーリー」を観た。ドラクエVが最高傑作だと思い込んでいる俺からするとまぁ良いんじゃね?って感じ。流石に二時間以上かかるとは思ってなかったけど、終わった後に携帯電話の電源を点けると、始まって三十分ぐらい経ったあたりから電話が何回か掛かってきていた。
 まぁホテル代も、後に観た「スパイダーマン/ファーフロムホーム」とポップコーンとコカ・コーラとチュロス代も、その晩の飲み屋代も出してもらった上に、別のリーグでもハットトリックをキメてる最低な男だけど、最高だと個人的には思う。でも、女に会いに行くからってほったらかしにした友達に「ひもやん」って言われた。なんでこんなことまでブログに書いてんの笑。

 例えばの話なんて嫌いだけど、今日は例えの話を。例えば「昨日、女にフラれて寂しいから今晩一緒にいてくれ」って言われたら嫌だろ?そう、誰でも代用品になるのは嫌なんだよ。ただ、いつだって誰かは知らない内に誰かを代用品にしてるし、誰かは誰かの代用品である自分に甘んじて生きていることを知らない。無知であることはある種の幸せだと思う。バターって言われてマーガリン出されてもそれで美味かったらそれでもいいだろ?そうじゃないと誰かが言うかもしれないけど、そいつも俺も幸せが何か知らない。
俺がクズなのはよく言われるから知ってるし、それを批判する人間の存在も知ってる。じゃあまず俺を批判する前にその辺の奴とセックスでもして寝ろ。それでも俺を批判するなら、お前がしたセックスがダメだったんだよ笑。
 
 じゃあ今日のところはこんな感じで、見たい映画があるからそっちを優先する。それじゃあまた書くんで、最後まで読んでくれてありがとう。また、暇だったらこのブログのURLを優しく触ってください。

2019年8月4日日曜日

近況報告をするべきなのかもしれない、夏休みが始まらない


 清少納言と同じく、夏は夜だなって思う。最近は晴れてて星が見える日が多く、夜はつまり俺の時間だから、偶にバイトから歩いて帰ったり、散歩に出かけたりすることが増えた。雑踏騒がしく、そこかしこの飲み屋に、酔った幸福を眺めることが出来る都会のネオン街も好きだけど、夏虫が鳴く声を聴きながら、西に沈んだ光が夜空に散らばった天の川を見ることができるのは、数少ない田舎のいいところだと思う。どうも!部長の柿原です。宜しくお願いします。
最近、日本海ケーブルテレビで放映する予定のドラマを「ことるり舎」さんと共同で撮っています。昨日今日も、ドラマのインサートに使うらしい浜村の「貝がら節祭り」の様子を撮りに行ってきました。なんか人多くて疲れた。小規模でも綺麗な花火が打ちあがる、海と山に囲まれた田舎の夏祭りなんて、半都会出身の俺からすると風情があって憧れる。元来子供嫌いの俺だけど、踊っている小学生とか、年寄りだとか、地元に就職した頭の弱そうなヤンキー夫妻などを見ると感慨深い。なんか良いよね、なんかノスタルジー鳥取。
それから、この前の「夏至祭」でお世話になった木野先生からの紹介で、鳥取市中心街地地域おこし協力隊の方から、予算20万くらいで鳥取市のPR動画を撮ってほしいという話もあって、おかげさまで色々忙しそうにしてます。役者の方が集まらないので、俺の映画は撮れそうにありません。まぁ脚本があればいつでも撮れるからいいけど。うん。悲しいかな。
 近況報告は、これで終わり。

 八月に入って、街の至る所で夏休み中であると思われる小中高生を見かけることが多くなり、自分がそれくらいの年齢だった時を思い出す。文化祭も、体育祭も嫌いで参加してこなかった俺にも平等に訪れるのが夏休みだった。夏休み前の朝礼で、無意味にクソ暑いグラウンドに集められて、代わり映えしない校長の「夏休みの注意事項」みたいなのを流して、エアコンの効いてる部屋に帰って冷や麦を啜りながら、急に明日から始まるオフィシャルな自由に困惑する。
 ただでさえ友達が少ないのに、遊べる友達は田舎に帰ったりしてて、自分は田舎をもってなかったので、それが「僕の夏休み」とか「菊次郎の夏」みたいで凄く羨ましかった。それも少しあって、高校三年生で進路を決める時に、今通ってる地方の田舎大学に進学しようと決めた。
 夏休みと言えば、無意義な宿題が出される。コツコツやらないといけない観察日記だとか、一言日記だとか、算数ドリルだとか、色々。「私、夏休みの終わりごろになって、ケツに火がついてやりだす子供だったんですよ笑」みたいな話はよく聞くけど、俺はそんなのとは比べ物にならなくて、夏休み明けの提出日に、ちゃんと宿題を提出できた記憶がない。そのまま曖昧にして終わったり、十月くらいにやっと終わらせたり、計画性の全くない子供だった。
 友達と遊ばず、宿題もちゃんとせず、夏休みの間なにやってたのかと尋ねられると困るけど、海に行ったり、映画観に行ったり、家でダラダラしてたら親に怒られるからエアコンが効いているっていう理由で市立図書館まで出向いて、眠くなる小説を読んだり、それなりに惰性で無駄な時間を潰していた記憶がある。
 今、大学生になって、世間から「人生の夏休み」なんて言われる身分だってことは自覚してはいるけど、宿題もなくてただ徒に長い夏休みは嫌になる。宿題に追われ、親に怒られ、町内のラジオ体操で肌の焼けた好きな娘を見つけたり、祇園祭に好きな娘を誘って、いつもの制服から黄色い浴衣姿になった彼女を見て無駄に緊張して、手も繋がずにりんご飴だけ買ってあげて帰路に着いたり、落ちこぼれで数学の補習授業を受けに久々に学校に登校して教室の窓から部活動中の友達を眺めたり、公園で蝉をとってたら、近所のお姉さんに「夏だね、少年。」って言われたり。そういう夏休みは俺にはもう二度と訪れないんだな。そういう意味での「夏休み」は始まらない。

 今日のところはこんな感じで、急に終わります。役者が集まらないから、映画撮るの止めるみたいなことを冒頭に書いたけど「そんなこと言うなら、僕()やります!」って言ってくれる人がいればいいな。それじゃあまた来週も書きます。最後まで読んでくれてありがとうございました。